AGAや薄毛と戦う本気の育毛アイテムを徹底比較

シャンプーは洗浄成分によって「高級アルコール系シャンプー」「アミノ酸シャンプー」「石鹸シャンプー」の3種類のタイプに分類されます。この洗浄成分によって洗浄力や頭皮への負担、安全性などが大きく変わってきます。このページでは男性向けアミノ酸シャンプーの説明をしていきたいと思います。

アミノ酸というとサプリメントやプロテインなど、どちらかというと食べ物の印象があると思いますが、シャンプーでもアミノ酸シャンプーという分類があります。頭皮を優しく洗ってくれるアミノ酸シャンプーはどの様な成分を配合し、その洗浄力や頭皮や髪に対してどのようなメリット・デメリットがあるかを紹介していきたいと思います。

 

アミノ酸シャンプーとはどんなもの？

アミノ酸シャンプーとは、界面活性剤にアミノ酸洗浄成分を含むシャンプーのことを指します。そもそもアミノ酸とはタンパク質に含まれる最小成分であり、生命の源と言われています。自然界には約500種類ものアミノ酸があり、そのうち人体を構成するアミノ酸は、バリン、ロイシン、イソロイシンなど20種類ものアミノ酸でできています。それぞれの性質は異なり、筋肉や内臓など体内の様々な場所の機能を活性化し、若返りや美肌、健康維持、生活習慣病の予防などにつながります。

このようにアミノ酸は生命の維持に必要な成分となっています。アミノ酸は肉や魚などのタンパク質から摂取することができます。20種類のアミノ酸のうち9種類は食物によって摂取されるため、アミノ酸が配合されたサプリメントや飲料、加工食品など多数販売されています

もちろん、人間の髪の毛や頭皮に限らず筋肉などの組織は全てたんぱく質で構成されており、更にそのたんぱく質を構成しているのがアミノ酸です。健康な皮膚のpHは4.5～6.0の弱酸性ですが、アミノ酸シャンプーもほぼ同様のpHは4.5～6.0なので、髪や頭皮に負担を掛けずに汚れを落とすことが出来ます。なおアミノ酸シャンプーには大きく分けて2種類のシャンプーが存在します。

単独アミノ酸洗浄成分配合型

これはアミノ酸洗浄成分のみをシャンプーに配合して製品化した物です。実はアミノ酸シャンプーの商品でアミノ酸洗浄成分のみ単独で製品化している物は少ないです。アミノ酸洗浄成分のみだと値段が非常に高価になる点や、頭皮に負担は少ないながら、洗浄力がだいぶ弱くなってしまうことが理由です。アミノ酸シャンプーの中には、アミノ酸成分を少ししか含んでいないシャンプーもあるので、購入の際は注意が必要になってきます。見分け方としては、シャンプーのボトルの裏面に記載されている成分に、アミノ酸の3つの洗浄成分であるメチルアラニン系、ココイル系、べタイン系のいずれかが含まれているか確認しましょう。

アミノ酸の濃度が高いものを選ぶコツとしては、「水」の次の成分表記が、ココイル～や、ラウロイル～があれば濃度が高いということです。薬事法によって、シャンプーの成分表記は配合量が多いもの順と定められているので、だいたいどのシャンプーも水になっています購入の際にチェックしてみてください。

 

ハイブリットアミノ酸洗浄成分配合型

アミノ酸洗浄成分に高級アルコール系洗浄剤や石鹸系洗浄剤などを混ぜたハイブリットタイプです。実は市場に出回っているアミノ酸シャンプーの中ではこのタイプが非常に多いです。ちなみに気を付けたいのが、「高級アルコール系洗浄剤」と「アミノ酸洗浄成分」のハイブリット型です。アミノ酸シャンプーとしてマイルドな使い勝手を謳っておきながら、洗浄力の強力で頭皮への負担も大きい高級アルコール系洗浄剤が入っているので、アミノ酸シャンプーとしてのメリットや恩恵を受けることが出来ません。

 

アミノ酸シャンプーの見分け方

成分表記の欄に、「ココイル～」や「～べタイン」などの表記があればアミノ酸の成分が含まれているということになります。特徴としては、アミノ酸シャンプーは頭皮や髪と同じ弱酸性でできているため、低刺激で優しく洗浄することができます。大きく分けて３つの界面活剤があり、その効果も様々です。

• ・ココイルグルタミン酸Na
• ・ココイルグルタミン酸TEA
• ・ラウロイルグルタミン酸Na
• ・N-ラウロイル-L-グルタミン酸Na
• ・水添タロウグルタミン酸Na
• ・ラウリルリン酸Na

シャンプーの成分欄に「高級アルコール系シャンプー」「アミノ酸シャンプー」「石鹸シャンプー」と分かりやすく明記してくれると簡単に見分けわれるのですが、現状では自分でこのように商品の成分表を見て判断するしかありません。

 

アミノ酸シャンプーの特徴や効果

アミノ酸シャンプーには様々な髪や頭皮に対しての特徴（メリットやデメリット）や効果がありますので紹介をしていきたいと思います。

特徴や効果

アミノ酸は髪や頭皮を構成するタンパク質を分解してできる物質のため、頭皮や髪に優しい成分になっています。また、洗浄力も弱いため皮脂を取りすぎず頭皮の乾燥を防ぎ保湿をしてくれます。脂性の肌質の方や、シャンプー後の爽快感が好きな方にはオススメできませんが、肌が弱い方や乾燥肌タイプ方には、非常にオススメのシャンプーです。全シャンプーの中で、最も低刺激であることから最近では需要が高まってきており、理美容院で使用されていることも多いです。アミノ酸シャンプーはアミノ酸成分の原料が高いため、普通のシャンプー(高級アルコール系のシャンプーなど)に比べると値段が高いのも特徴です。髪や頭皮に優しいことから、育毛シャンプーのほとんどがアミノ酸のシャンプーになっています。

 

メリット

• ・髪や頭皮と同じ弱酸性でできており、髪や頭皮を傷めない
• ・皮脂を落とし過ぎず適度な洗浄が可能
• ・保湿効果も高く乾燥肌に最適
• ・アミノ酸成分が傷んだ髪に吸着するので髪がパサつかない
• ・硬水でも軟水でも水を選ばずしっかり泡立つ

アミノ酸が含まれていることで、地肌も潤い頭皮環境を整えてくれます。血流もよくなりますので、十分な栄養と酸素が頭皮に行き渡されることができます。薄毛や抜け毛で悩む方にも効果的です。ヘアカラーやパーマなどで傷んでしまった後に、アミノ酸シャンプーを使って補修してあげるのもいいですね。

また、アミノ酸シャンプーは低刺激ですが、泡立ちが良いのもポイントです。アミノ酸シャンプーの需要は高まってきており、アミノ酸シャンプーを使用する理美容室も増えてきています。

 

デメリット

• ・洗浄力が弱く頭皮の汚れや脂が十分に落としきれない
• ・髪がしっとりする為、髪のボリュームが出ずらい
• ・比較的商品の値段が高価
• ・アミノ酸成分が傷んだ髪に吸着するので髪がパサつかない
• ・爽快感がなく髪や頭皮がヌル付く場合がある

脂性肌の方にはオススメしません。整髪料などを使用した場合は十分すすぐか、二度洗いが必要になってきます。また、アミノ酸シャンプーの保湿効果によって、通常のシャンプーに比べると髪を乾かした際に重たくなりがちで、セットをする際などはボリュームを出しにくいです。洗髪後の爽快感を感じにくいです。

頭皮のケアを考えるとアミノ酸のシャンプーを使うのがいいのですが、アミノ酸成分の原料が高いため、商品の価格が高いものが多いです。毎日使うことを考えると、ネックになってきますね。

アミノ酸シャンプーの中には、原料が高いためアミノ酸成分を少ししか含んでいないシャンプーもあるので、購入の際は注意が必要になってきます。具体的な見分け方は、アミノ酸シャンプーの見分け方を参考にしてください。アミノ酸をごくわずかにしか含んでいないシャンプーを使ってしまうと逆に髪や頭皮を傷つけてしまうことになってしまいます。

 

アミノ酸シャンプーはフケが出やすい？

高級アルコール系シャンプーや石鹸シャンプーに比べると保湿力も高いので、フケは出にくいシャンプーです。ただ、肌との相性や他の配合成分が合わずにフケが出る場合はもちろんあります。またアミノ酸シャンプーだと思って購入して、高級アルコール系シャンプーとのハイブリットタイプだった場合にもフケが出る可能性があります。

 

アミノ酸シャンプーがオススメの肌質

アミノ酸シャンプーは、肌質を選ばず使用できますが、特に乾燥・敏感肌の方にオススメです。髪や頭皮と同じ弱酸性のアミノ酸が使われているため低刺激になっており、髪や肌に優しくアトピー性皮膚炎の方にもオススメです。アレルギーが出やすい方や赤ちゃんでも安心して使用することができます。まさに髪や頭皮の状態を健康的に保ってくれるシャンプーです。頭皮環境を整えたい方やや、薄毛や抜け毛に悩む方もオススメです。

 

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